介護福祉士国家試験の合格発表が近づくと、「いつ、どこで結果がわかるのか」「合格したら何から始めればいいのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。
合格発表は、試験センターのホームページと郵送通知で確認できますが、合格後に待っているのは登録手続きや職場への報告など、やるべきことが盛りだくさんです。
この記事では、発表日の確認方法から登録完了までの流れをわかりやすく解説します。
- 介護福祉士国家試験の合格発表日と合否を確認する手順
- 合格後に必要な資格登録の流れと提出書類・手続きの全体像
- 職場への報告・待遇交渉の最適なタイミングと過去10回の合格率データ
1.介護福祉士国家試験の合格発表日と確認方法

合格発表は受験者にとって最大の関心事です。
まずは発表日時や例年のスケジュール、試験センターのホームページと郵送通知による合否確認の手順を整理し、当日スムーズに結果を確認できるよう準備しておきましょう。
発表日はいつ?例年の傾向とスケジュールの目安
前回の試験である、第38回介護福祉士国家試験の合格発表は、2026年3月16日(月)の14時に行われました。(結果通知の投函は3月19日(木))
厚生労働省によると、例年3月の中旬から下旬にかけた月曜日に発表される傾向があり、今年もそのスケジュールに沿った形となります。
| 回/開催年 | 発表日時 |
|---|---|
| 第38回(2026年) | 3月16日(月)14時 |
| 第37回(2025年) | 3月24日(月)14時 |
| 第36回(2024年) | 3月25日(月)14時 |
| 第35回(2023年) | 3月24日(金)14時 |
| 第34回(2022年) | 3月25日(金)14時 |
合格発表の瞬間はアクセスが集中し、サイトが繋がりにくくなることも予想されます。事前にブックマークをしておくなど、準備を整えておきましょう。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|第38回介護福祉士国家試験 合格速報/厚生労働省|第38回介護福祉士国家試験合格発表について
確認方法と郵送通知の到着時期
合否を確認する方法は、主に以下の方法があります。
合格発表の確認方法
合否を確認する方法は2つあります
METHOD 01
ホームページで確認
METHOD 02
郵送通知で確認
受験番号をホームページで確認した後も、「登録申請書」が届くまでは郵便物の管理を徹底しましょう。
登録申請書は登録申請に必須の書類で、宛先不明などによる遅延を防ぐことが重要です。特に引っ越し直後や長期不在時は転送手続きを忘れずに。
発表から1週間以上経っても届かない場合は、試験センターに問い合わせて状況を確認すると安心です。確実な受け取りが登録手続きの第一歩です。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|第38回介護福祉士国家試験 合格速報
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介護福祉士の合格発表を前に、そもそも「介護福祉士とはどんな資格なのか」をあらためて整理しておきたい方もいるのではないでしょうか。仕事内容・年収・資格取得ルートをわかりやすく図解した記事で、合格後のキャリアをより具体的にイメージするヒントが得られます。
2.合格後の資格登録の流れ

介護福祉士は、試験に合格しただけではまだ法的に介護福祉士を名乗ることはできません。
「介護福祉士登録名簿」への登録手続きを完了し、登録証が交付されて初めて、正式に介護福祉士として認められます。
介護福祉士 登録申請の流れ
新規登録に必要なステップと書類をまとめました
▼ スクロールしてご覧ください ▼
登録資格と欠格事由の確認
国家試験合格者または養成施設卒業者であり、法令上の欠格事由に該当しないことを確認します。
必要書類を簡易書留で提出
登録申請書・収入印紙・払込証明書などを揃え、試験センターへ郵送します。
試験センターで受理・審査
書類審査の後、登録簿に登録されます。
登録証の交付約1か月半
レターパックプラスで発送されます。不在時は不在配達通知書で保管期間内に受け取ってください。
登録免許税分の収入印紙を郵便局等で購入し、申請書に貼付します。
登録手数料を払い込み、証明書(お客さま用)の原本を貼付用紙に貼り付けます。
※登録申請書へのマイナンバー記入は任意です。マイナンバーカード両面コピー、または通知カード両面コピー(氏名変更時は住民票)のいずれか1通を同じく貼付してください。
日本国籍の方:戸籍の個人事項証明書/戸籍抄本/本籍記載の住民票(いずれも原本)
外国籍等の方:国籍等を記載した住民票の原本(中長期在留者・特別永住者)/パスポート等のコピー(短期滞在者)
介護福祉士の追加書類が必要なケース
喀痰吸引等行為を申請する場合/養成施設卒業の場合/令和6年度(第37回)以降、受験資格区分5・6・7で合格した場合は、上記1~3に加えて追加書類の提出が必要です。
登録手続きをせずに「介護福祉士」として勤務したり、名刺に記載したりすることは、法律違反となる可能性があるため、合格後は速やかに手続きを行いましょう。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|[資格登録]新規登録の申請手続き
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登録手続きを進める一方で、「合格後の収入はどう変わるの?」と気になる方も多いはずです。介護福祉士の平均年収や施設別の月収データ、処遇改善加算をふまえた給与アップの方法をまとめた記事で、登録完了後のキャリアプランをあらかじめ描いておきましょう。
3.登録申請中の職場への報告・待遇交渉のタイミング

職場への報告は、合格発表当日〜翌日に口頭で伝えるのが理想的です。
登録手続き中であることを説明する際は、下記の3点を提示すると安心してもらえます。
- 合格証書
- 登録手数料の振替払込請求書兼受領証
- 登録申請書類送付時に郵便局から発行された簡易書留の受領証
資格手当や昇給の交渉は、登録証が手元に届いてから上司との面談の場を設けましょう。
資格手当や昇給の交渉は、登録証が届いてから改めて面談の場を設けましょう。手当は月単位で処理されることが多いため、月初までの報告が翌月反映の目安になります。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|[資格登録]よくあるご質問
■介護福祉士の資格を活かせる職場を探したい方へ
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4.介護福祉士国家試験の合格率は?

介護福祉士国家試験 合格率の推移
第29回〜第38回(10回分)の合格率データ
最高合格率
84.3%
第35回
最低合格率
69.9%
第32回
平均合格率
74.5%
10回平均
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※おおむね70%台で推移し、第35回(令和4年度)で過去最高の84.3%を記録。
※合格率は年度により変動するため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
介護福祉士国家試験の合格率は、第29回〜第38回の10回平均で74.5%と、国家資格の中では比較的高い水準で推移しています。
直近10回では69.9%〜84.3%の範囲で変動しており、過去最高は第35回の84.3%でした。
一方、直近の第38回は70.1%と例年並みの水準に落ち着いており、しっかりと対策を重ねれば十分に合格を狙える試験だといえるでしょう。
参考:厚生労働省|介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移
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「合格率は高めとはいえ、自分はどのルートで受験資格を得られるのか」と気になった方は、取得ルートの詳細を確認しておきましょう。実務経験ルートの要件や養成施設ルートの違いなど、4つのルートをわかりやすくまとめた記事で、自分に合った最短ルートを見つけることができます。
5.【新制度】パート合格(科目免除)について
第38回試験から、新たに「パート合格(科目免除)」制度が導入されました。
全13科目を3つのパートに分け、合格したパートは翌年・翌々年の受験が免除される仕組みです。
たとえば初回でAパートのみ合格した場合、次回はB・Cパートの対策に専念できます。
働きながら学ぶ方や、あと一歩で不合格だった方にとって、学習負担を軽減しながら資格取得を目指せる大きなチャンスといえるでしょう。
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター|パート合格(合格パートの受験免除)がスタートします!/合格基準/厚生労働省|介護福祉士国家試験におけるパート合格(合格パートの受験免除)の 導入について/第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について
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パート合格制度でCパートのみ再受験になった方は、今後の学習戦略を見直すうえで「介護過程」や「総合問題」を体系的に学べる実務者研修との関係を確認しておくと効果的です。働きながら資格を積み上げるキャリアパスについては、介護職の資格一覧と取得方法をまとめた記事も参考にしてみてください。
6.介護福祉士の合格発表を新たなキャリアの出発点に
介護福祉士の合格発表は、試験センターのホームページと郵送通知で確認できます。合格後は、約1か月半かかる登録手続きを速やかに進め、職場への報告は発表当日〜翌日を目安に行いましょう。
資格手当の交渉は登録証が届いてから、月初までに報告するのがスムーズです。
本記事で解説した手続きの流れを参考に、合格発表から登録完了までの準備を整え、介護福祉士としての新たな歩みを進めてください。
■合格を機に、より良い職場へ転職を考えている方へ
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