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介護職の資格一覧と取得方法|助成金・年収アップのポイントも解説

介護職のキャリアアップや給与アップを目指すなら、まず資格の全体像を把握することが大切です。

この記事では、介護職の資格一覧をジャンル別に整理し、取得方法助成金制度給料を確実に上げるポイントまでまとめて解説します。未経験の方からキャリアアップを狙う方まで、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 介護職の資格一覧をジャンル別(介護系・相談支援系・リハビリ系など)にご紹介
  • 教育訓練給付金・修学資金貸付など、資格取得に使える助成金制度
  • 夜勤・管理職・処遇改善加算など、給料を上げる具体的な戦略

1.介護の資格一覧をジャンル別にご紹介

介護の資格一覧をジャンル別にご紹介

介護系・相談支援系・リハビリ系など、ジャンルごとに主要な資格を整理しました。未経験から専門家へのステップや、各資格の役割・取得メリットを確認しましょう。

介護系

介護系は介護職員として直接ケアを行うための資格群で、初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士という段階的なキャリアパスが特徴です。

💬

Category 02

相談支援・ケアマネジメント系

利用者の生活課題を把握し、サービスをコーディネートする専門職。
ケアプラン作成・生活相談・社会資源の調整が主な役割です。

01

介護支援専門員(ケアマネジャー)

要介護・要支援者のケアプランを作成し、サービス事業者との連絡調整を担う。介護保険制度の要となる専門職。都道府県に登録し、5年ごとに更新研修が必要。

都道府県登録 実務5年以上が受験要件 5年ごとに更新
都道府県
02

主任介護支援専門員

ケアマネジャーの上位資格。地域包括支援センターへの配置要件であり、他のケアマネジャーへの指導・研修や地域ケア会議での中核的役割を担う。

ケアマネ実務5年以上 地域包括支援センター必置 5年ごとに更新
都道府県
03

サービス提供責任者

訪問介護事業所に配置が義務付けられた職種。利用者のアセスメント・訪問介護計画の作成、ヘルパーへの指示・指導・業務管理を担う。介護福祉士または実務者研修修了者が要件。

訪問介護事業所に必置 介護福祉士 or 実務者研修 ヘルパーの管理・指導
法定必置

💼 主な活躍フィールド

地域包括支援センター
社会福祉士・主任ケアマネ・保健師の3職種が必置。高齢者の総合相談窓口として機能する。
居宅介護支援事業所
ケアマネジャーが在宅の要介護者のケアプランを作成・モニタリングする拠点。
病院・医療機関
医療ソーシャルワーカー(MSW)として退院支援・地域連携を担う社会福祉士が活躍。
行政機関・福祉事務所
社会福祉士が生活保護・児童福祉・高齢者福祉など幅広い相談援助業務を担う。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の入門資格です。旧ホームヘルパー2級に相当し、130時間の研修(通学・通信併用可)と修了試験を経て取得できます。

身体介護・生活援助の基礎知識や技術を習得でき、訪問介護も可能になります。

介護職員初任者研修|研修科目及び時間数

🏫 通学講座 全130時間
1. 職務の理解
6時間
2. 介護における尊厳の保持・自立支援
9時間
3. 介護の基本
6時間
4. 介護・福祉サービスの理解と医療との連携
9時間
5. 介護におけるコミュニケーション技術
6時間
6. 老化の理解
6時間
7. 認知症の理解
6時間
8. 障害の理解
3時間
9. こころとからだのしくみと生活支援技術
75時間
10. 振り返り
4時間
合 計 130時間
💻 通信講座 上限40.5時間
1. 職務の理解
2. 介護における尊厳の保持・自立支援
7.5時間
3. 介護の基本
3時間
4. 介護・福祉サービスの理解と医療との連携
7.5時間
5. 介護におけるコミュニケーション技術
3時間
6. 老化の理解
3時間
7. 認知症の理解
3時間
8. 障害の理解
1.5時間
9. こころとからだのしくみと生活支援技術
12時間
10. 振り返り
合 計 40.5時間

通信講座の場合、上限40.5時間を自宅学習スクーリングを80.5時間して学びます。

参考:株式会社エス・エム・エス|カイゴジョブアカデミー|介護職員初任者研修の授業内容や時間割について

実務者研修

実務者研修は、介護福祉士国家試験の受験に必須の研修です。450時間のカリキュラムで、医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)も学びます

実務者研修・介護職員初任者研修|カリキュラム比較

初任者研修修了者は「免除」科目が実務者研修で免除されます

実務者研修
450時間
介護福祉士受験に必須
初任者研修
320時間
修了で対象科目が免除
凡例: 実務者研修の時間数 ✓ 免除 初任者研修修了で免除される科目  対象外の科目
科目名 実務者研修
時間数
初任者研修
修了者の扱い
▍ 初任者研修修了で免除される科目(10科目)
人間の尊厳と自立 5時間 免除
社会の理解Ⅰ 5時間 免除
介護の基本Ⅰ 10時間 免除
生活支援技術Ⅰ 20時間 免除
生活支援技術Ⅱ 30時間 免除
介護過程Ⅰ 20時間 免除
発達と老化の理解Ⅰ 10時間 免除
認知症の理解Ⅰ 10時間 免除
障害の理解Ⅰ 10時間 免除
こころとからだのしくみⅠ 20時間 免除
▍ 実務者研修のみの科目(免除なし)
社会の理解Ⅱ 30時間
介護の基本Ⅱ 20時間
コミュニケーション技術 20時間
介護過程Ⅱ 25時間
介護過程Ⅲ(スクーリング) 45時間
発達と老化の理解Ⅱ 20時間
認知症の理解Ⅱ 20時間
障害の理解Ⅱ 20時間
こころとからだのしくみⅡ 60時間
医療的ケア ※スクーリング 50時間

旧ホームヘルパー1級・介護職員基礎研修に相当し、初任者研修修了者は一部科目が免除されます。

参考:厚生労働省|実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について

介護福祉士

介護福祉士は介護系では唯一の国家資格です。取得には「実務経験ルート(3年以上の実務経験+実務者研修修了)」や「養成施設ルート」などがあります。

身体介護生活援助に加え、精神的なサポート生活相談も行います。施設・在宅を問わず活躍できる介護職の中核資格です。

参考:公益社団法人社会福祉振興・試験センター|受験資格(資格取得ルート図)

認定介護福祉士

認定介護福祉士は、介護福祉士の上位に位置する民間認定資格です(一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構)。

医療・リハビリ・認知症ケアなど多様な専門知識を600時間の研修で体系的に習得し、介護チームのリーダーとして他職種との連携や後進指導を担う、介護職のキャリア最上位を目指す資格です。

STEP 1
前提条件(受講要件)
📜
介護福祉士の資格を有していること
📅
介護福祉士資格取得後の実務経験5年以上
🏫
介護職員を対象とした現任研修の100時間以上の研修歴を有していること
研修実施団体の課すレポート課題または受講試験において一定の水準の成績を修めていること(免除の場合有)
※ その他:介護職の小チームのリーダーとしての実務経験、居宅/居住(施設系)サービス双方での生活支援経験があること
※ 受講要件のない項目もあります
※ 申し込みには実施団体により「介護福祉士基本研修」「ファーストステップ研修」の受講が求められることがあります
STEP 2
養成研修受講
CATEGORY Ⅰ
認定介護福祉士
養成研修Ⅰ類
13科目
CATEGORY Ⅱ
認定介護福祉士
養成研修Ⅱ類
9科目
※ 認定申請には、養成研修Ⅰ類(13科目)・Ⅱ類(9科目)の全科目を受講し、修了する必要があります

参考:認定介護福祉士認証・認定機構|認定介護福祉士になるには

認知症介護基礎研修

認知症介護基礎研修は、2024年度から無資格の介護職員に受講が義務化された研修です。約6時間のeラーニングで受講でき、認知症の基礎知識や本人視点のケアの考え方を学びます。

介護福祉士・実務者研修修了者・介護職員初任者研修修了者など有資格者は受講免除となります。

CURRICULUM

認知症介護基礎研修|学習内容

📋 全4章 ⏱ 約6時間 💻 eラーニング対応 ⚠️ 無資格者は受講義務
1
認知症の人を取り巻く現状
認知症施策推進大綱の概要
2
ケア提供時の判断基準となる考え方
基礎となる理念・考え方
尊厳の保持・偏見や誤解の解消
日常生活・社会生活における意思決定支援
3
理解に必要な基礎的知識
認知症の症状と生活・心理への影響
症状出現に影響する要因
4
基礎的技術の知識と実践上の留意点
チームケアを含む基礎的な認知症ケアの方法
家族介護者への支援方法

参考:社会福祉法人東北福祉会 認知症介護研究・研修 仙台センター|認知症介護基礎研修とは

相談支援・ケアマネジメント系

相談支援・ケアマネジメント系はケアプランの作成や生活相談を担う資格で、ケアマネジャー(介護支援専門員)や国家資格の社会福祉士・精神保健福祉士が含まれます。

💬

Category 02

相談支援・ケアマネジメント系

利用者の生活課題を把握し、サービスをコーディネートする専門職。
ケアプラン作成・生活相談・社会資源の調整が主な役割です。

01

介護支援専門員(ケアマネジャー)

要介護・要支援者のケアプランを作成し、サービス事業者との連絡調整を担う。介護保険制度の要となる専門職。都道府県に登録し、5年ごとに更新研修が必要。

都道府県登録 実務5年以上が受験要件 5年ごとに更新
都道府県
02

主任介護支援専門員

ケアマネジャーの上位資格。地域包括支援センターへの配置要件であり、他のケアマネジャーへの指導・研修や地域ケア会議での中核的役割を担う。

ケアマネ実務5年以上 地域包括支援センター必置 5年ごとに更新
都道府県
03

サービス提供責任者

訪問介護事業所に配置が義務付けられた職種。利用者のアセスメント・訪問介護計画の作成、ヘルパーへの指示・指導・業務管理を担う。介護福祉士または実務者研修修了者が要件。

訪問介護事業所に必置 介護福祉士 or 実務者研修 ヘルパーの管理・指導
法定必置
04

社会福祉士

日常生活に支障がある人の福祉に関する相談援助を行う国家資格。高齢者・障害者・児童など対象は幅広く、地域包括支援センターや病院、行政機関でも活躍する。

国家試験あり 養成校卒 or 相談実務4年 地域包括支援センター必置
国家資格

💼 主な活躍フィールド

地域包括支援センター
社会福祉士・主任ケアマネ・保健師の3職種が必置。高齢者の総合相談窓口として機能する。
居宅介護支援事業所
ケアマネジャーが在宅の要介護者のケアプランを作成・モニタリングする拠点。
病院・医療機関
医療ソーシャルワーカー(MSW)として退院支援・地域連携を担う社会福祉士が活躍。
行政機関・福祉事務所
社会福祉士が生活保護・児童福祉・高齢者福祉など幅広い相談援助業務を担う。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、要介護者や家族の相談に応じ、適切な介護サービスを結びつける専門職です。

ケアプランの作成・調整を担い、医療・福祉・行政など多職種と連携しながら、利用者が自立した生活を送れるよう支援します。高齢化社会において、その役割はますます重要になっています。

必要な実務経験の要件
従事期間 5年以上
従事日数 900日以上
「国家資格等に基づく業務」または「相談援助業務」のいずれか、もしくは両方の期間を通算して上記の条件を満たす必要があります。

介護支援専門員実務研修受講試験を受験するには、医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士などの国家資格に基づく業務、または生活相談員・相談支援専門員などの相談援助業務に従事した経験が必要です。

これらの業務を通算して従事期間5年以上、かつ従事日数900日以上を満たすことが受験資格の条件となります。

参考:公益社団法人東京都福祉保健財団|令和8年度東京都介護支援専門員実務研修受講試験

試験実施方法
出題方式 五肢複択方式
試験時間 120分
介護支援分野 25問
保健医療サービス分野(基礎・総合) 20問
福祉サービス分野 15問
合計出題数 60問

介護支援専門員実務研修受講試験は、五肢複択方式で行われ、試験時間は120分です。

出題数は合計60問で、「介護支援分野」25問、「保健医療サービス分野(基礎・総合)」20問、「福祉サービス分野」15問の3分野で構成されています。

参考:厚生労働省|「介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」の一部改正について

主任介護支援専門員

主任介護支援専門員は、ケアマネジャーの上位資格として、地域包括支援センターへの配置が義務付けられています。

他のケアマネジャーへの指導・助言や研修を担うほか、地域ケア会議を通じて多職種連携の要となる存在です。取得にはケアマネとしての実務経験5年以上などの要件が必要で、5年ごとの更新研修も求められます。

参考:内閣府ホームページ|主任介護支援専門員の概要

サービス提供責任者

サービス提供責任者は、訪問介護事業所において利用者のアセスメント訪問介護計画の作成を行い、ヘルパーへの指示・指導・シフト管理など業務全体を取りまとめる職種です。

📋

REQUIREMENTS

サービス提供責任者|なれる要件

下記いずれかの資格・研修修了、または経験を有する方が対象です。

5つのルートのいずれかを満たすことで、サービス提供責任者として従事できます。
1

介護福祉士

国家資格。追加要件なしでサービス提供責任者に就くことができる。

2

実務者研修修了者

450時間の研修を修了した者。介護福祉士受験にも必要な研修。

3

旧介護職員基礎研修修了者

現行の実務者研修に統合された旧制度の研修。修了者は引き続き有効。

旧制度
4

旧1級課程修了者

ホームヘルパー1級。現行制度に統合された旧研修で、修了者は有効。

旧制度
5
条件付き

介護職員初任者研修修了者
+介護等の業務に3年以上従事

初任者研修(旧ヘルパー2級)の修了に加え、3年以上の実務経験が必要。

介護福祉士や実務者研修修了者などが要件とされ、現場と管理をつなぐ中核的な役割を担っています。

参考:厚生労働省|訪問介護における サービス提供責任者について

リハビリ・生活支援系

リハビリ・生活支援系は機能訓練や福祉用具・住環境整備に特化した資格で、介護と医療の橋渡し的な役割を担います。

🏃

Category 04

リハビリ・生活支援系

機能訓練・住環境・福祉用具・レクリエーションなど、
生活の質(QOL)向上を多角的に支える資格群です。

01

福祉レクリエーション・ワーカー

日本レクリエーション協会が認定する資格。高齢者・障害者施設でのレクリエーション活動を企画・実施・評価する専門職。利用者の社会参加・生きがい支援につながる活動を担う。

養成講座受講 QOL向上に貢献
民間資格
02

健康運動指導士

公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する資格。個人の健康状態に応じた運動プログラムを作成・指導し、介護予防・フレイル予防の文脈で介護施設や地域でも活躍が広がる。

講習・試験で取得 介護予防プログラム作成
民間資格
03

福祉用具専門相談員

介護保険の福祉用具貸与・販売事業所に2名以上の配置が義務付けられた法定資格。車いす・特殊寝台など利用者に最適な福祉用具を選定・提案・フォローアップする。

事業所に2名以上必置 50時間の指定講習
法定必置
04

福祉住環境コーディネーター

高齢者・障害者が住みやすい住環境の整備を提案する資格(東京商工会議所認定)。住宅改修の介護保険申請には理由書作成が必要で、ケアマネジャーとの連携が重要。1〜3級あり、2級以上が実務で有用。

1〜3級あり 住宅改修理由書を作成
民間資格

🌿 生活支援系資格のポイント

住環境改修との連携
福祉住環境コーディネーターと福祉用具専門相談員が連携することで、在宅での自立生活を包括的に支援できます。
介護予防への展開
健康運動指導士は地域の介護予防教室でも活躍。フレイル予防・転倒予防プログラムの需要が増しています。
レクと生きがい支援
レクリエーション活動は単なる遊びではなく、認知機能維持・コミュニケーション促進・うつ予防にも効果があります。
福祉用具と住環境整備
適切な福祉用具の選定と住宅改修を組み合わせることで、利用者の転倒リスク軽減や生活動作の自立度向上が期待できます。

福祉レクリエーション・ワーカー

福祉レクリエーション・ワーカーは、日本レクリエーション協会が認定する民間資格です。

高齢者・障害者施設においてレクリエーション活動を企画・実施・評価する専門職で、利用者の社会参加や生きがい・楽しみを支援します。

総学習時間
150時間
12
レポート課題
2
現場見学
4
指導実習
SUBJECT 01

福祉レクリエーションに関する
専門的知識・援助技術

レポート課題6回+スクーリング1回(2日間)

38
時間
📝 レポート×6 🏫 スクーリング×1(2日間)
SUBJECT 02

福祉レクリエーション総合学習

福祉施設での現場見学・指導実習を通じた実践学習

62
時間
🏥 現場見学×2 🎯 指導実習×4
SUBJECT 03

社会福祉および隣接領域に関する
基礎知識・援助技術

レポート課題6回による通信学習

50
時間
📝 レポート×6

福祉レクリエーション・ワーカーの学習カリキュラムは総150時間で構成されています。

「専門的知識・援助技術」(38時間)はレポート6回とスクーリング2日間、「総合学習」(62時間)は現場見学2回と指導実習4回の実践中心、「社会福祉基礎知識・援助技術」(50時間)はレポート6回で学びます。

参考:公益社団法人日本レクリエーション協会|福祉レクリエーション・ワーカー

健康運動指導士

健康運動指導士は、公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する民間資格です。

個人の健康状態や体力に応じた安全で効果的な運動プログラムを作成・指導する専門職で、医療機関・フィットネス施設・介護予防の場など幅広く活躍します。

取得には健康運動指導士養成講習会を受講、または健康運動指導士養成校の養成講座を修了認定試験の合格が必要です。

参考:公益財団法人健康・体力づくり事業財団|健康ネット|健康運動指導士とは

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、介護保険の指定を受けた福祉用具貸与・販売事業所に2名以上の配置が義務付けられた専門職です。

利用者の身体状況や生活環境に合わせた福祉用具の選定・提案を行い、使用計画書の作成モニタリングも担います。

01
🔍

選定相談

利用者の心身状態や使用環境をヒアリングし、一人ひとりに適した福祉用具の選定をサポートします。
02
📋

計画作成

相談内容をもとに「福祉用具サービス計画」を作成。利用目的・選定理由・使用方法などを記載します。
03
🔧

適合・取扱説明

利用者の身体状況・使用環境に合わせて福祉用具を調整。安全かつ適切な使い方を丁寧に説明します。
04
🏠

訪問確認(モニタリング)

定期的に利用者宅を訪問し、福祉用具の点検・使用状況の確認を実施。必要に応じて計画を見直します。

指定講習(50時間)を修了することで取得でき、福祉用具に関する知識を有している国家資格保持者(保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士)は、資格保有者とみなされます。

参考:一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会|福祉用具専門相談員とは

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者が安心して暮らせる住環境を提案する民間資格(東京商工会議所主催)です。

住宅改修の提案福祉用具の選定など、医療・福祉・建築の知識を横断的に活用します。

3級

3級|入門・基礎知識レベル

受験資格なし・誰でも受験可能

  • 超高齢社会における福祉一般の基本的知識を理解
  • 全世代を対象とした地域コミュニティ・まちづくりを含む「福祉住環境整備の基礎知識」を理解
3級公式テキスト(改訂7版)に該当する知識と応用力を問います。
100点満点・70点以上で合格
2級

2級|実務・専門知識レベル

受験資格なし・誰でも受験可能

  • 介護・医療・福祉・建築・福祉用具の専門知識を深く理解
  • クライアントのニーズ・経済状況・住環境を総合的に勘案し、各専門職と連携して最適な解決策を提案できる
3級範囲に加え、2級公式テキスト(改訂7版)に該当する知識と応用力を問います。
100点満点・70点以上で合格
1級

1級|高度実践・地域コーディネーターレベル

2級合格者のみ受験可能

  • 新築・住宅改修の具体的プランニングができる
  • 個々の住まいから日常生活圏全般、社会福祉施設まで視野に入れた住環境整備の知識・技能
  • 地域社会のコーディネーターとして福祉のまちづくりに貢献できる
【前半】多肢選択式
2・3級範囲+1級公式テキスト(改訂6版)・追補資料
【後半】記述式
実務能力(提案力)・応用力・総合的判断力
前半・後半各100点満点・各70点以上で合格

📈 級別レベルイメージ

3級
基礎知識・入門
2級
実務・専門応用
1級
高度実践・地域連携

介護職・建築士・ケアマネジャーなど幅広い職種が取得しており、1〜3級の等級があります。

参考:東京商工会議所|福祉住環境コーディネーター検定試験

専門特化系

専門特化系は喀痰吸引(医療的ケア)や終末期ケアなど、特定の専門的な知識・技術に特化した資格です。

Category 07

専門特化系

介護福祉士取得後のキャリアアップや、医療的ケア・看取りなど
特定の専門領域に特化した上位資格・研修です。

01

終末期ケア専門士

一般社団法人日本終末期ケア協会が認定する民間資格。看取り・緩和ケアの基礎知識から、本人・家族への心理的支援、多職種連携まで体系的に学ぶ。施設での看取り対応力を高める。

看取り・緩和ケアに特化 e-ラーニング対応
民間資格
02

福祉用具プランナー

テクノエイド協会が認定する福祉用具専門相談員の上位資格。より高度な用具選定・フィッティング・評価能力を持ち、複雑なケースへの対応や後進指導も担える専門職として位置づけられる。

福祉用具専門相談員の上位
40時間の養成研修 テクノエイド協会認定
民間資格

終末期ケア専門士

終末期ケア専門士は、一般社団法人日本終末期ケア協会が認定する民間資格です。看取り・緩和ケアの基礎知識から、本人・家族への心理的支援など体系的に学びます。

eラーニングで受講でき、介護支援専門員や介護福祉士など該当の資格を取得+実務経験2年以上が要件です。施設での看取り対応力を高め、利用者が尊厳ある最期を迎えられるよう支援します。

終末期ケア専門士|受験資格

対象となる免許・資格と必要な実務経験年数

📋

下記いずれかの免許を保有し、免許登録日以降に実務経験2年以上を有する方が対象です。

実務経験 2年以上

医師

歯科医師

看護師

保健師

薬剤師

理学療法士

作業療法士

言語聴覚士

臨床工学技士

歯科衛生士

管理栄養士

介護支援専門員

社会福祉士

精神保健福祉士

臨床検査技師

公認心理師

救急救命士

放射線技師

介護福祉士

准看護師

臨床心理士

※ 実務経験は免許登録日以降、実務経験申告日までを対象とします。

参考:一般社団法人日本終末期ケア協会|終末期ケア専門士認定試験

福祉用具プランナー

福祉用具プランナーは、高齢者や障がい者が自立した生活を送れるよう、最適な福祉用具を選定・提案する専門職で、公益財団法人テクノエイド協会が認定している民間資格です。

適切な使用計画を作成利用の支援や適用状況をモニター・評価し、車いすや歩行補助具などを適切に選び、安全な使用をサポートします。

介護保険制度とも深く関わり、チームケアの一員として活躍が期待されています。

🪑

TRAINING OVERVIEW

福祉用具プランナー認定講習

受講資格・実務経験・eラーニング条件・カリキュラムの概要

1

受講資格条件

  • 指定福祉用具貸与(販売)事業所で、福祉用具専門相談員として従事している、または従事した経験がある者
  • 福祉用具関連業務に従事している、または従事した経験がある下記の資格保有者
保健師 看護師 准看護師 理学療法士 作業療法士 社会福祉士 介護福祉士 義肢装具士 介護支援専門員 建築士
  • その他、特に認定講習受講の有効性があると当協会が認める者
2

実務経験

認定試験実施日時点で、福祉用具専門相談員業務または福祉用具関連業務に2年以上従事した経験が必要。

3

eラーニング受講条件

  • 自宅または職場等でeラーニングに必要な環境(インターネット接続・機材)を確保できること
  • 一般的なパソコン等の操作ができること
  • 受講者個人用のeメールアドレスを所持していること
4

標準的なカリキュラム

総履修時間

100.5 時間

ONLINE

48.0h

座学(eラーニング)

時間・場所を問わず、協会指定サーバーにアクセスして学習。

ONSITE

52.5h

実技・演習・認定試験

集合講習形式。実施機関が定める期間内に受講。

参考:公益財団法人テクノエイド協会|福祉用具プランナー情報

2.介護の資格を取得するための助成金制度

介護の資格を取得するための助成金制度

資格取得には費用がかかりますが、国の助成制度を活用すれば負担を大きく減らせます。教育訓練給付金や修学資金貸付など、使える制度を事前に把握しておきましょう。

教育訓練給付制度

教育訓練給付金は、働く方の能力開発・キャリア形成を支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給される制度です。

雇用保険の加入期間などの条件を満たした在職中・離職後1年以内の方が対象で、訓練のレベルに応じて3種類の給付があります。

📚

SUBSIDY OVERVIEW

教育訓練給付金|給付の種類と対象講座

雇用保険の被保険者(または被保険者だった方)が対象。訓練の種別により給付率が異なります。

専門実践教育訓練

最大 80% 支給

年間上限 64万円

※2024年9月までに受講開始した場合は最大70%(年間上限56万円)

最大給付

🎓 対象講座の例

  • 介護福祉士、看護師・准看護師、美容師、社会福祉士、歯科衛生士、保育士、調理師、精神保健福祉士、はり師 など
  • 第四次産業革命スキル習得講座(経済産業大臣認定)
  • ITSSレベル3以上の情報通信技術関係資格の取得を目標とする講座
  • 大学院・大学・短期大学・高等専門学校の課程(法科大学院、教職大学院、MBAなど)
  • 専門職大学の課程・外国の大学院の経営管理に関する学位課程
  • 職業実践力育成プログラム(文部科学大臣認定)
  • 職業実践専門課程・キャリア形成促進プログラム(文部科学大臣認定)

特定一般教育訓練

最大 50% 支給

上限 25万円

※2024年9月までに受講開始した場合は40%(上限20万円)

中程度給付

🎓 対象講座の例

  • 介護支援専門員実務研修、介護職員初任者研修、特定行為研修、大型自動車第一種・第二種免許 など
  • ITSSレベル2の情報通信技術関係資格の取得を目標とする講座
  • 短時間の職業実践力育成プログラム(文部科学大臣認定)
  • 短時間のキャリア形成促進プログラム(文部科学大臣認定)

一般教育訓練

20% 支給

上限 10万円

基本給付

🎓 対象講座の例

  • 輸送・機械運転関係(大型自動車・建設機械運転等)、介護福祉士実務者養成研修、介護職員初任者研修、税理士、社会保険労務士、Webクリエイター、CAD利用技術者試験、TOEIC、簿記検定、宅地建物取引士 など
  • 修士・博士の学位などの取得を目標とする課程

ご自身が当てはまるか、管轄のハローワークにてご確認ください。

参考:厚生労働省|雇用・労働教育訓練給付金

修学資金貸付制度

修学資金等貸付制度は、資格取得を目指す方に修学資金を無利子で貸し付ける制度です。

養成施設・福祉系高校・実務者研修の3つのルートに対応し、卒業後に介護業務へ一定年数従事することで返済が全額免除されます。

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SCHOLARSHIP LOAN

介護福祉士修学資金等貸付制度

無利子で貸付を受けられ、一定年数の介護業務従事で返済が全額免除されます。

介護福祉士・社会福祉士の資格取得を目指す方に修学資金を無利子で貸付。卒業後に介護業務・相談業務へ一定年数従事することで返済が免除されます。
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介護福祉士修学資金貸付事業

👤 対象者

介護福祉士養成施設に在学(入学予定)の方

📅 貸付期間

養成施設に在学する期間

💴 貸付金額

月額 5万円以内/入学準備金 20万円以内/就職準備金 20万円以内/国家試験受験対策費 4万円以内(年度)

卒業後、介護業務に 5年間 勤務で返済全額免除
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福祉系高校修学資金貸付事業

👤 対象者

福祉系高校に在学(入学予定)の方

📅 貸付期間

福祉系高校に在学する期間

💴 貸付金額

修学準備金 3万円/介護実習費 3万円以内(年度)/就職準備金 20万円以内/国家試験受験対策費 4万円以内(年度)

卒業後、介護業務に 3年間 勤務で返済全額免除
3

介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業

👤 対象者

実務者研修施設に在学している方

💴 貸付金額

20万円以内

卒業後、介護業務に 2年間 勤務で返済全額免除

経済的な不安を解消し、進学・資格取得を後押しする心強い支援制度です。

参考:厚生労働省|介護福祉士・社会福祉士を目指す方々へ(修学資金貸付制度のご案内)

再就職準備金・就職支援金

再就職準備金・就職支援金は、介護分野への復職・就職を支援する貸付制度です。

再就職準備金は資格や実務経験のある方に最大40万円、就職支援金は未経験・無資格から所定研修を修了した方に最大20万円を無利子で貸し付けます。

いずれも2年間の介護業務従事で返済が全額免除されます。

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EMPLOYMENT SUPPORT LOAN

再就職準備金・就職支援金 貸付事業

介護分野への復職・就職を支援する貸付制度。2年間の勤務で返済が全額免除されます。

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再就職準備金貸付事業

40万円

以内を貸付

介護の仕事に復帰するための費用

👤 対象者(すべてを満たす方)

  • 下記いずれかの資格・研修を持ち、介護保険サービス事業所等で1年以上の勤務経験がある方
介護福祉士 実務者研修修了 初任者研修修了 旧基礎研修・1級・2級修了
  • 介護保険サービス事業所等に介護職員等として再就職した方
  • 都道府県福祉人材センターへの届出・再就職準備金利用計画書を提出した方
貸付後、介護職員等として 2年間 勤務で返済全額免除
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介護分野就職支援金貸付事業

20万円

以内を貸付

介護の仕事に就職するための費用

👤 対象者(すべてを満たす方)

  • 介護未経験・無資格・無職の方で、初任者研修などの所定の研修を修了した方
  • 介護保険サービス事業所等に介護職員等として就職した方
  • 就職支援金利用計画書を提出した方
貸付後、介護職員等として 2年間 勤務で返済全額免除

参考:厚生労働省|介護職として再就職をお考えの方、初めて働くことをお考えの方へ(再就職準備金、就職支援金のご案内)

3.介護職の給料を確実に上げるポイント

介護職の給料を確実に上げるポイント

資格取得・管理職・夜勤・処遇改善加算の活用など、収入アップにつながる戦略は複数あります。自分のライフスタイルに合った方法を組み合わせて実践しましょう。

資格を取得してスキルアップする

介護福祉士や実務者研修などの資格を取得することで、資格手当が加算され給料アップに直結します。

特に介護福祉士は数千円 〜 1.5万円程度介護支援専門員は1万円 〜 2万円程度の手当が支給されます。

資格別 資格手当の平均相場
初任者研修
数千円 〜 1万円未満 ※手当なしが約半数
実務者研修
数千円 〜 1万円未満 ※手当なしが約半数
介護福祉士
数千円 〜 1.5万円程度
介護支援専門員
1万円 〜 2万円程度

キャリアアップを目指すなら、まず資格取得を最優先に計画しましょう。

参考:レバウェル株式会社|レバウェル介護|【介護職の資格手当一覧表】相場はいくら?給料アップに繋げる方法を解説!

役職・管理職を目指す

主任やサービス提供責任者、施設長などの管理職・役職に就くことで、役職手当が加わり給与が上昇します。

厚生労働省 令和6年度 介護従事者処遇状況等調査

介護施設・事業所別 管理職の平均給与額

月給の者 / 介護職員等処遇改善加算を取得している事業所対象

管理職全体平均 378,110 円/月 各施設の順位は給与額の高い順
1 介護老人
福祉施設
436,850円+58,740円
2 介護老人
保健施設
420,010円+41,900円
3 特定施設入居者
生活介護事業所
404,740円+26,630円
4 介護医療院
383,490円+5,380円
5 通所リハビリ
テーション事業所
379,200円+1,090円
6 月給の者
(管理職・全体)
378,110円全体平均
7 小規模多機能型
居宅介護事業所
371,280円▲6,830円
8 訪問介護事業所
(サービス提供責任者)
367,190円▲10,920円
9 認知症対応型共同
生活介護事業所
363,620円▲14,490円
10 通所介護
事業所
361,080円▲17,030円
上位3施設 平均以上 管理職全体平均 平均以下 ※ 差額は全体平均との比較

管理職の全体平均は月378,110円で、介護老人福祉施設では436,850円と、一般職より大幅に高くなります。

リーダーや主任などの役職を一歩ずつ経験し、施設長・管理職を目指すことが、介護職で着実に年収を引き上げる最も確実なルートです。

参考:厚生労働省|令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果

処遇改善加算を積極的に活用する

国が設けた介護職員処遇改善加算を取得している事業所では、給与に上乗せ支給が行われる場合があります。

介護職員等処遇改善加算制度
加算Ⅳ 14.5%
加算Ⅲ 18.2%
加算Ⅱ 22.4%
加算Ⅰ 24.5%
【共通要件】 ・加算額の1/2以上を月額賃金(基本給・手当)で配分
・賃金体系の整備および研修の実施等
職場環境の改善※1
昇給の仕組み整備※2
賃金年額440万円以上※3
経験・技能のある職員※4

職場環境等要件(処遇改善加算)の主な取組 加算取得に必要な6つのカテゴリ
入職促進
経営理念・ケア方針の明示
未経験者の幅広い採用
職業体験・地域行事への参加
事業者共同での採用・研修
資質向上・キャリアアップ
資格取得・外部研修の支援
人事考課とキャリア段位の連動
メンター制度の導入
定期的なキャリア面談
両立支援・多様な働き方
育児・介護休業制度の充実
短時間正社員・シフト柔軟化
非正規から正社員への転換
事業所内託児施設の整備
健康管理・環境整備
有給休暇の取得促進
相談窓口・メンタルケア設置
腰痛対策・身体負担の軽減
事故対応マニュアルの整備
生産性向上
ICT・介護ロボットの導入
5S活動による職場整備
介護助手による役割分担
業務改善委員会の運営
やりがい・交流促進
職場内コミュニケーションの活性化
地域住民・児童との交流
利用者の謝意・好事例の共有
理念を学ぶ機会の定期提供
※処遇改善加算の取得要件として定められた取組の一覧です

就職・転職の際は加算取得状況を確認し、積極的に活用している職場を選ぶことが重要です。自分の給与明細で加算の反映状況を確認する習慣も持ちましょう。

主に手当や一時金等の引上げを目的としており、人件費や環境改善の経費への充て方や割合は事業所によります。

参考:厚生労働省|介護職員の処遇改善:TOP・制度概要

夜勤・早出・遅出などの勤務形態を見直す

夜勤手当は1回平均6,290円で、老健では7,684円にのぼります。月4回の夜勤で年間約30万円のプラスも可能です。

看護職員 2交替夜勤手当(平均額)
正規職員 全体平均 6,290円
介護老人保健施設(老健) 7,684円
介護医療院 7,350円
介護老人福祉施設(特養) 6,724円
単独型短期入所 6,040円
看護小規模多機能型 5,863円
グループホーム(GH) 5,550円
小規模多機能型 5,400円

また早出・遅出などの変則シフトにも手当がつく職場は多く、勤務形態を見直すだけで収入は大きく変わります。体力と相談しながら、無理のない範囲でシフトを組み替えることが賢い戦略です。

参考:日本労働組合連合会|2023年介護夜勤実態調査結果

4.介護職の資格一覧で描くキャリアアップへの道

介護職の給料アップには、資格取得・管理職への挑戦・夜勤シフトの活用・処遇改善加算の確認など、複数の戦略を組み合わせることが重要です。

介護職の資格一覧を参考に、まずは初任者研修から介護福祉士へと段階的にスキルを積み上げましょう。教育訓練給付金などの助成制度も上手に活用することで、費用負担を抑えながらキャリアを広げられます。

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